ユリテラシーと現代

当ブログでは百合・GLについての考察や、個人的にいいな、と思った作品を紹介できればなと思います。

百合のジャンル分けの仕方+α

どうも!ユリテラと申します。

当ブログでは百合というジャンルを細分化し更にジャンルを分けたほうが良いと言う主張をしているのですが、

そもそも「ジャンル分けの仕方」についてまったく触れていなかった事に気付いたので今回はそのことについての記事となります。

 

 

やり方はシンプルで、「百合(各々のジャンル)(例えば百合(GL(ガールズラブ)など))「百合/GL」などの表記をするだけです。

何故最初に百合を付けるのか+αを書いていきたいと思います。

 

 

 

  • 百合という言葉を捨てきれない方がいる為

 

ユリテラこと自分も百合という言葉は素敵で良いと思うのですが、あまりにも様々な概念を含みすぎていて弊害が発生している事も現実的に起きています。

 

更に言えば、例えばGLという言葉やジャンルはそれなりに昔からあったと記憶していますが、「百合」という言葉に吸収されてしまっていて現在ではあまり認知度が高くないと感じています。

 

その為、百合という言葉を外して「GL(ガールズラブ)作品です!どうぞ!」という態度を取っても、「GLって何?(笑)」という反応が起こり、波及する事がなかなか起こり得ないと思います。

具体的に言えば「売れない」という事ですね。

 

 

ですので、百合という言葉を最初に付け、更に細かいジャンルを明示していくのがもっとも2019年現在では分かり易い方法ではないのかな?と個人的に思います。

 

  • 懸念 業界の忖度

 

個人的に以前から感じていた事なのですが、「百合という言葉でなんとか売りたい」という思惑があると思います。

何故かといいますと、例えば「GL(ガールズラブ)作品なら買わない」という方が一定数存在している事を百合業界の方は認知していると勝手に思っていまして(笑)

 

そういった層が存在する事が分かっているならば、例えばこの場合ですと「GL(ガールズラブ)と表記する事はデメリットになる」という考え方になると思います。

 

 

売り手側がこのような考えを持っているならば、現在何故百合という言葉があまりにも形骸化しているにも関わらず、百合という言葉で売ろうとしているのか説明が付くことになると思います。

何故なら売り上げに関わる事なので表記を避ける、という態度に出ていると言えると思うからです。

 

具体名は出しませんが(笑)業界がそういうビジネスをして来た結果が今なのだと個人的には思います。

 

  • まとめ ジャンル分けを表記する事自体は簡単ですが・・・

 

なんだか最後は批判的な感じな記事になっていますが(笑)

ジャンル分け自体はメリットの方が大きいと個人的には感じています。

 

人によっては百合というジャンルそのものが「見えてる地雷原なのか見えない地雷原なのかまったく分からない」状態が続いていて、買いたくても買えないという心理がある程度働いてしまうと思います。

 

 

自分は現在の百合対策として、ユリテラシーなるものを独自で創りましたが、みなさんが最初から持っている訳ではないのでジャンル分けはした方が良いのではないかなと思います

(ユリテラシーは地雷を踏みまくった結果創れたという考え方もできますが(笑))

 

今回はここまで!ここまでご覧くださりありがとうございます!それでは