ユリテラシーと現代

当ブログでは百合・GLについての考察や、個人的にいいな、と思った作品を紹介できればなと思います。

2018年秋!今年で一番期待している百合アニメ、やがて君になる

どうも!ユリテラと申します。

無類の百合好きを自称している自分ですが、

来月で一番楽しみ、期待しているのが仲谷鳰さんが月刊コミック電撃大王にて連載されている作品、やがて君になるを原作に制作されるアニメですね!

 

※追記

この記事は2018/09/17に書かれた記事です。

 

やがて君になる自体は数年前から百合界隈ではかなり有名で、

1巻が出版された当初からすごい百合作品が出てきた!と話題になっていました。

 

 

私も毎巻予約して購入していて、作品を読み終わると

次の巻出るのいつだろうなー早く続きが読みたい!」

とネットで調べたり、皆さんがどんな評価をしているのか気になって色々見たりしてます。

 

 

今月の9/27に新刊が出るので

「ようやく読める日が近づいてきた!」

といった感じに気分が高揚しております。

新刊に加え、来月10/5にアニメやがて君になるもありますと。いやー良かった、生きてて!

 

 

「なにがそんなに面白いの?」と思われていらっしゃる方もいると思います。

ユリテラこと自分がここが面白い!と思う、やがて君になるの魅力をお伝えできればと思います。

 

 

  • 繊細で複雑な心理描写

やがて君になるを語る上で外せないのが心理描写、これですね。

 

今作の主人公 高校1年生の小糸侑ちゃんは

 

「そもそも恋愛感情って何?知ってるけどよく分からん!」

 

という悩みを抱えています。(思春期に入ったばかりの女性ならよく分かるのではないでしょうか?)

 

 

 そしてその主人公にかなり深く関わってくるのが同じ高校の1つ上の学年で先輩にあたる七海燈子先輩ですね。

 

この先輩もなかなか変わり者で、恋愛という特別な感情を抱かない主人公にとてつもない好意を寄せてきます。(とてつもないです)

 

主にこの二人の心理描写のせめぎ合いというか攻防がすごく印象的で、

作品を読んでいくと燈子先輩もかなり深い悩みを抱えていて、そして主人公の心の揺れ動き。

 

ここだけ見れば付き合ってみればいいじゃんと思う方もいるかも知れないですが、この関係性は

 

心と心が繋がってしまえば崩壊する可能性がある

 

という複雑極まりない関係なのです。

詳しくはアニメを楽しみに待つか、漫画でご覧いただければな、と思います。説明するより見たほうがずっと分かりやすく描写されています。

comic.pixiv.net

こちらで1~3話見れるので気になる方はぜひ読んで見て下さい。

 

この心が触れるか触れないかのギリギリのラインを主人公が選択していくので、すごくスリル満点で面白いです(笑)

 

  • 魅力的なキャラクター

 上記の二人以外にも魅力的なキャラクターが沢山登場します。

燈子先輩の親友だけれども燈子に片思い継続中の佐伯沙弥香さん。態度は強気なんですが健気な印象です(笑)

 

主人公と同じ生徒会員の槙くん、この人もなかなか面白くて、人の恋愛を見るのは好きなんですが、自分がしたいかと言うとまったく1ミリも興味がなくてむしろ好意を抱かれると冷めちゃうタイプでして、主人公と似たような共通点を持っています。

 

 

(個人的に槙くんはAセクシャルなんじゃないかと思います(Aセクとは恋愛、性的関心を一切持たない人です))

 

などなど他にも共感できるようなキャラクターが沢山いて、様々な関係性を見るだけでも面白いと思います!

 

  • まとめ

基本的にメインテーマが人の心に関連しているのでアクションみたいな派手さはありませんが、様々な心や精神を見ているだけでも楽しめる作品だと思います。

 

そしてアニメ版!主人公達の心の動きをどう描写していくのか、2期あるのか!?

期待大ですね。

余談ではありますが、作者の仲谷鳰さんは過去に東方の百合創作をしていた事もあるので、結構な百合好きである可能性も考えられます。

 

 

最後どうなっていくのか?この作品の大事なポイントである文化祭が終わった後どんな話になっていくのか今後も楽しみです。

 

 

今日はここまで。ここまでご覧くださってありがとうございます!

 

※おまけの追記

2018年9/27日

やがて君になる」6巻読み終えました。

正直今まで発行された1から6巻まで中で一番重要で個人的にお気に入りの巻になりました。6巻からが本番だと感じましたねGL作品として、劇も大事なきっかけなのですが。

 

今までより更に期待して7巻まで待とうと思います。

次巻は来年の春頃になるそうです(引用:やがて君になる6巻巻末より)

 

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