女性同士の恋愛かと思ったら何も無かったクィアベイティングと百合
どうも!ユリテラと申します。
突然ですが百合(GL)好きの皆さんこんな経験はないでしょうか?
GL(ガールズラブ)作品だと思い、買って応援していたものの結局何の関係性も描かれずに完結した作品。
「あれ?あんなに好き好き言っていた女性同士の関係の終着点がここ?」
などの女性同士や男性同士の恋愛作品だと認識していたのですが、恋愛に発展しない作品の表現をクィアベイティングと呼びます。
今回は現代を生きるGL(ガールズラブ)好きにとって意識せざるを得ないクィアベイティングについて語っていこうかなと思います。
-
何故百合好きはクィアベイティングを警戒する必要があるのか
百合好きと言っても様々な人がいらっしゃるので、具体的にはGL(ガールズラブ)好きの方は警戒をする必要があると言えます。
それはGL(ガールズラブ)好きは女性同士の恋愛を重点的に求めているからです。
逆に言えば女性同士の関係性であったとしても恋愛に発展しなければそこまで興味がないとも言えると思います。
しかし問題となってくるのが、クィアベイティングの作品は女性同士の恋愛や関係性を匂わせてくる事です。
クィアベイティングの作品が女性同士の感情や関係を描写して来た場合。
GL(ガールズラブ)好きは「これはGL作品だ」と勘違いをしてしまうのです。
-
GL好きには大きな問題
勘違いによって起きる問題や弊害、それはGL(ガールズラブ)作品ではなかった場合にGL(ガールズラブ)作品だと思って応援していた人が、百合作品全体に対して懐疑的になる場合があるという事です。
どういう事かというと新しい百合作品や連載中の百合作品を見たときにクィアベイティングの作品を買って応援していた経験をした事がある人は、
「この作品もクィアベイティングなんじゃないのか?」
と疑い作品を購入したり、応援や支持する事が難しくなる事です。
何故ならGL(ガールズラブ)好きの方は女性同士が付き合うまでの過程を楽しんだり、付き合ってからの描写を楽しみに作品を見ている場合が多いからです。
結局恋愛に発展しなかったり、付き合わないなら作品を買ったり応援する事もないGL好きの方はいるのではないでしょうか?。
求めているものが無ければ買わないというのは誰にでも言えると思います。
個人的に大きな問題だと認識しております。
-
例えば...
例えるならパン屋にパンが無ければパン屋を訪れないですよね?仮にパン屋のお店の雰囲気が好きなどの理由で訪れる事はありますが、それは誰かがお店を紹介したり、実際になんらかの手段で店内を見ないと分からない事なのです。
何故誰かが来てくれたのか?パン屋だと公言していてパンが置いてあるからパンを買う為にお店に訪れる事が出来たと言えます。
分かりにくかったらすいません;;自分の力不足です。
-
まとめ そんな時はユリテラシーを使おう!
ユリテラシーの使い方は以前の記事ユリテラシーって何?使い方と百合に対する考え方 - ユリテラシーと現代にも書きましたが、GL(ガールズラブ)が好きな方は作者が百合好きもしくはGL(ガールズラブ)好きかどうか
確認した前提としてGL(ガールズラブ)作品なのか判断、分析してみてください。
キャラクターが同性愛者であると設定されていれば尚良いと言えるのではないでしょうか?
判断材料がまったく無い作品で連載中の場合女性キャラクターの心の描写だけが頼りとなるのではっきり言って投資に近いです。
GL(ガールズラブ)作品だったらラッキー!程度の気持ちで見ていたほうが気が楽だと思います。
もちろんあらゆる要素が揃っていても、作品が未完結だった場合どうなっていくのかまったく分からないので(作者がガールズラブ作品だと断言していた場合を除く)
複合的に見てGL(ガールズラブ)作品だと言える可能性が高い!と思える作品を応援してみてはいかがでしょうか?
今回はここまで!ここまでご覧くださりありがとうございます!それでは